2014年の4コマ界を振り返ろう

 さあ,2014年とももうすぐお別れですね.色々あった今年の4コマ界をおさらいしてみたいと思います.

 何と言っても2014年最大のニュースは,まんがくらぶオリジナルの休刊です.出版業界が厳しい状況に立たされているということは何となく知っていましたが,この件で我々読者は現実を突きつけられました.連載作品の多くが他誌で連載を続けられるのは幸いでしたが,電子書籍の台頭で出版業界は変革を迫られています.そんな中で登場したのが竹書房のまんがライフGIGAというアプリです.月額500円で同社の4コマ誌が全部読めるというもので,紙媒体を揃えるよりかなりお得です.これならバックナンバーを保管しておく必要はなくなりますし,ファンにはかなりありがたいサービスなのではないでしょうか?雑誌の購読をしていない私も心惹かれるものがあります.

 雑誌の話題でもう一つ.去年創刊した電撃だいおうじが1周年を迎えました.最近では4コマなのエースが短命に終わったばかりなので,だいおうじについても心配していたのです.だいおうじといえば,あくまでじょしを連載中の三浦ゆあん先生が,けいおん!のかきふらい先生と同一人物ではないかという噂が流れました.この件についての真相は不明ですが,読者はこの状況をわりと冷静に受け止めているようです.

 話は変わって,今年は4コマアニメが大当たりでしたね!去年も同じようなことを言いましたが,今年は去年以上の当たり年だと言えるでしょう.特に未確認で進行形ご注文はうさぎですか?月刊少女野崎くんの3作品はアニメファンから高い評価を得たようです.ネットでは,これらのアニメが元になった「ラブコメの波動を感じる」「心がぴょんぴょんする」というフレーズが流行しました.この3作品だけでなく,生徒会役員共普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。一週間フレンズ繰繰れ! コックリさんといった作品も人気を集めました.ショートアニメでは旦那が何を言っているかわからない件も注目を集めました.こうして見ると,ガンガン系の作品が多いですね.

 この中で1番を選ぶとしたら,私は未確認で進行形を挙げます.ぱれっと初のアニメでしたが,放送前はあまり注目されていなかったように思います.しかし放送開始直後から,ぬるぬる動く作画や声優陣の演技力が評価され,一躍人気アニメとなりました.ぱれっとアニメの今後を左右しうる状況の中,見事大成功を収めたと言えるでしょう.


 今回は4コマ界の1年を振り返って見ましたが,年越しまでにもう1度ブログを更新します.次回は本サイトの今年1年を振り返ります.年始に立てたあの目標は達成されたのか?その結果についてもお知らせします.